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【2022年最新】飲食店がネット通販を始めるには?必要な許可や注意点を解説!

近年では、飲食店のネット通販もニーズが高まってきています。実際の店舗への集客に比べると、飲食店のネット通販にはどのようなメリットがあるのでしょうか。必要な許可や手順、配送手段なども気になるところです。
本記事では、飲食店がネット通販を始めるメリットや必要となる許可に加え、ネット通販をスタートするまでの大まかな手順や注意点などについて解説しています。お得な配送業者も比較できるようになっていますので、飲食店としてネット通販を検討する際の参考としてお役立てください。
 

飲食店がネット通販を始めるメリットとは?

飲食店がネット通販を始めた場合のメリットとしては、下記のようなメリットが挙げられます。

全国にファンを増やすことが可能になる

飲食店の実店舗へ来店する客層としては、多くの場合周辺で働いている人や、住んでいる人がメインとなります。一方で、旅行に訪れた遠方の観光客が来店するケースもありますが、頻繁に利用しづらいデメリットです。
飲食店がネット通販を始めた場合、全国をターゲットにすることが可能です。距離に左右されない集客ができるため、これまで手の届かなかったエリアにいる潜在的なファンを増やすことができれば、売上アップに繋がります。
また、地域や立地条件に左右されやすい実店舗に比べると、ネット通販のプロモーション次第では、これまでとは違う客層を獲得できる可能性も高まります。
「かつて旅行で訪れてファンになったが、また来店したくてもなかなか実現できない」と考えている人がいた場合、ネット通販でぐっと利用しやすくなるのもメリットの1つです。
 

営業制限や天候に左右されずに売上が安定する

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の影響を始め、ゲリラ豪雨など天候や気候の変化によって、人々の外出に大きな影響があるケースが近年増えてきています。
飲食店も時短営業などの制限を受けたり、営業しても天候の悪化で集客が安定しなかったりする場合があるでしょう。
ネット通販では、こうした実店舗による営業で出る制限を受けにくい点も大きなメリットとなります。
経営側と顧客の双方が感染症のリスクを避けることができるうえ、雨や猛暑などの天候に左右されずに利用できます。
こうした点も、ネット通販による更なる売上アップが期待できる魅力となっているのです。

飲食店を開設するメリットについては、下記記事でも解説していますのでぜひご覧ください。

飲食店通販サイトを開設するメリットとは。売れる通販サイトを作るために大切なこと

飲食店がネット通販を始めるにはどんな許可が必要?

飲食店がネット通販を始めるメリットがわかったところで、ネット通販を始める際に取るべき許可はあるのか、どのような許可が必要なのかについて解説します。

販売する商品に応じた営業許可が必要である

飲食店がネット通販を始める場合には、食品衛生法35条の定めにより、販売するものに応じた許可が必要となります。許可が必要となる営業は32に分けられており、それぞれ下記の通りです。

販売業     食肉の販売
魚介の販売
魚介の競り売り
処理業 集乳(生乳を集荷・保存する営業)
乳処理(生乳の処理・乳製品製造)
特別牛乳搾取処理(牛乳の搾取・低温殺菌など厚労省の定める規格に処理する営業)
食肉処理
食品への放射線照射業
製造業 菓子類
アイスクリーム類
乳製品
清涼飲料水
食肉製品
水産製品
氷雪
液卵(鶏卵から卵殻を取り除いたもの)
食用油脂
みそ・しょうゆ
酒類
豆腐
納豆
麺類
そうざい
複合型そうざい(食肉処理を含む)
冷凍食品
複合型冷凍食品(食肉処理を含む)
漬物
密封包装食品(レトルト・缶詰など)
添加物
食品の小分け

たとえば、実店舗ではテーブル席での飲食提供やカウンターで手渡しによる販売となります。もしネット通販を始めるにあたってレトルトや缶詰などの密封包装が必要となる場合には、密封包装食品の製造許認可が必要になります。冷凍食品や食肉の加工なども、新たに始める場合には許可が必要となります。

飲食店がネット通販を始めるための6つの手順を紹介!

飲食店がネット通販を始めるために踏むべき手順も紹介しましょう。手順は概ね6つに分けられ、それぞれ下記のような流れとなります。

通販用の商品開発

まずは、ネット通販に適した形で提供できる商品の企画開発から始めます。
味や見た目はもちろん、発送から到着までにかかる日数を十分カバーできる日持ちや、常温での発送が可能かどうかも重要です。冷凍などの加工やレトルト、缶詰などにする必要があるかなども検討しましょう。
あまり時間と手間をかけたくない場合は、既存製品を梱包してそのまま販売する、食品以外のグッズ販売に絞るといった方法もあります。

食品表示法に違反しない

ネット通販で販売する商品に貼るラベルの内容については、作成前に食品表示法に違反していないかチェックすることが大切です。
食品製造者や加工者、名称、原材料名など、法律で定められた内容が網羅されていることを確認しましょう。

ラベルの作成

ラベルの内容が決まったら作成へと進みます。商品に貼り付ける用のシールやプリント以外にも、同じ情報をオンラインショップに記載しておくとよいでしょう。

ネットショップへの出店方法の決定と出店

商品とラベルの準備ができたら、ネットショップへの出店方法を決定します。ネットショップへの出店方法は
・楽天市場やAmazonなどのECモール
・ネットショップ作成ツール・サービスの利用
・自身で作成
の3つに大きく分けられます。ECモールへの出店は集客力が高い一方で、他店との差別化や手数料等のコストが割高となるデメリットがあります。
ネットショップ作成ツールやサービスの利用はコストを抑えられる反面、細かい作り込みが難しい場合があるでしょう。
こだわりが強い場合は自身で作成する方法がおすすめですが、ネットショップ構築の専門知識に加え、集客に時間がかかるなど、全体的にハードルは高めとなります。

美味しそうに見える写真の撮影

ネットショップへの出店準備ができたら、商品の写真撮影をします。ネット上に掲載する画像が美味しそうに見えるかどうかは、ネット通販においてとても重要です。
実際の商品と相違が大きくなり過ぎてはいけませんが、可能な限り「美味しそう」「食べてみたい」といったイメージを持ってもらえる撮影を心がけましょう。

ネットショップの告知

せっかくネットショップをオープンしても、周知されなければ売上に繋げることはできません。集客のための告知も、ネット通販ではとても大切です。
告知方法としては、店頭での掲示以外に
・店舗サイトでの告知
・SNS・ブログでの告知
などが挙げられます。
ネット通販の手順やポイントの詳細について更に詳しく知りたい人は、下記も参考にしてください。

【徹底比較】一番お得な配送業者はどこ?クール便もご紹介!

ネット通販では、配送料がどの程度になるのかも気になるところです。参考までに、東京~大阪間を例に挙げ、各運送会社の運賃例を以下にご紹介します。

ネット通販では、配送料がどの程度になるのかも気になるところです。参考までに、東京~大阪間を例に挙げ、各運送会社の運賃例を以下にご紹介します。
【60サイズ別各社送料比較(東京~大阪)】

宅配業者 重量 送料(税込)
日本郵便 25kg以下 970円
ヤマト運輸 2kg 1,040円
佐川急便 2kg 880円
福山通運 2kg以下 600円(パーセルワン)
西濃運輸 2kg 1,023円

なお、福山通運の60サイズ通常送料は1,100円となります。上記以外にも、物流規模などによって価格が異なるケースもあるため、詳しくは各社ホームページや最寄りの店舗へ確認してみましょう。

ネット通販を始める場合の注意点とは?

ネット通販を始める場合の注意点とは?

ネット通販を始める際には、以下のような注意点もチェックしておきましょう。

許認可の再確認(配送方法により異なる)

冷凍食品や、食品の品質保持目的でクール便など冷蔵状態で配送する場合には、新たに許認可が必要な場合があるため、許認可に抜けがないか今一度チェックするようにしましょう。

特定商取引法に基づいた表示であるか

ネット通販では、特定商取引法に基づいた表示がされているかも確認が必要です。消費者とのトラブルを未然に防ぐためにも、法で定められた内容となるようにしておきましょう。

衛生管理に十分注意する

不在配達や自然災害などで、到着まで想定よりも時間がかかるケースや、真夏の炎天下による影響なども考慮して、食品の衛生管理には特に注意することも大切です。

通販サイトの開設ならECpackがおすすめ

自社で通販サイトを構築することも可能ですが。飲食店の通販サイトの場合、競合が多く差別化が必要となります。専門性の高い業者へ依頼して、サイト上で商品を魅力的にみせる工夫が必要となります。

当社が提供するECpackは、飲食店通販サイトを成功させるためのトータル支援パッケージです。単に通販サイトを作るだけでなく、商品開発からブランド設計、集客施策、販売支援までを一貫してサポートしています。「ネット通販を始めるにはどんな許可が必要なのか?」といった飲食店経営者様の疑問について相談しながら通販サイトの構築が可能です。

ECpackの主な特徴は下記の通りです。

  • WebやITの知識がなくても安心
  • 基礎的なサポートから本格的なコンサルティングまで選べるサポートプラン
  • 飲食業界出身のスタッフによる飲食店経営者の視点から見たアドバイス
  • サイトの立ち上げから、集客、販売、広告までワンストップで支援
  • 全国の食品OEM工場と提携。売上アップの外部製造の相談も可能

飲食店通販サイトの開設をお考えの際には、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

感染リスクや天候の影響を受けず、全国にファンを増やせる飲食店のネット通販は、全体的なニーズが高まってきています。ネットショップの出店方法などの手順を確認し、ネット通販に適した商品を開発したら、特定商取引法や許認可などの法的なチェックも重要です。ECpackでは、これからネット通販を始めたいと考える飲食店経営者様をサポートする充実の機能を揃えています。
お客様が買いやすいツール設定はもちろん、入金管理やアフターケアなども可能なECpackをぜひご検討ください。
 

この記事の執筆者
CAROT運営事務局

キャロットは飲食店や食品事業者様を対象にコンサルティング支援を行っております。事業の企画段階からメンバーとして参画、その後の成長までお手伝いすることができます。

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