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【飲食店経営の3大要素】開業時にも役立つ成功と失敗を隔てるマーケティング戦略

「飲食店」と一口に言っても、その種類や経営方法は様々です。しかし、成功する飲食店を運営するためにはマーケティング戦略が欠かせません。顧客の嗜好や市場の需要を的確に把握し、それに基づいてメニューやサービスを提供することで、競争力を高めることができます。今回は、飲食店経営の成功と失敗を隔てると言っても過言ではないマーケティング戦略についてお話をしていきます。

弊社、CAROTの飲食店事業の成長支援では、飲食店を中心にコンサルティング支援を行っております。共に成長戦略を描き、言葉だけでなく、実行領域までご支援する事で、スピードのあるご支援が可能です。無料相談も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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飲食店経営の3大要素は「立地」「業態」「集客」

飲食店経営の3大要素は「立地」「業態」「集客」

成功する飲食店を運営するためには、「立地」「業態」「集客」の3つの要素、つまりマーケティング戦略が欠かせません。どれか一つでも欠けてしまうと、繁盛する飲食店にはなりにくくなります。
順番に解説していきます。

飲食店経営3大要素その1:「立地「の重要性

立地は、集客力に直結します。交通の便が良く、周辺環境が活気のある場所に位置することで、顧客の来店を促進しやすくなります。例えば、繁華街や駅前などの利便性の高い場所は一般的に集客に有利と言われています。

飲食店経営3大要素その2:「業態」の重要性

業態は、店舗の提供方法やスタイルを指します。具体的には、カフェ、居酒屋、レストラン、ファーストフード店などのジャンルや、個人経営店、チェーン店、フランチャイズ店などの運営形態が業態に含まれます。良い業態を選択することで、顧客ニーズに合ったサービスを提供し、競争力を高めることができるため、経営戦略やマーケティングの基盤ともなります。

飲食店経営3大要素その3:「集客」の重要性

後に集客は、顧客を引き付けることが肝心です。効果的な広告やマーケティング、イベントなどの施策を通じて、顧客の認知度を高め、来店を促進します。


これらの要素をバランスよく考慮し、経営戦略を立てることが、飲食店の成功につながります。立地が良くても業態が合わなければ集客が難しいし、逆に業態が良くても立地が悪ければ集客が伸びません。また、集客施策を行っても業態が顧客のニーズに合わなければリピーターが得られず、継続的な売上増には繋がりません。従って、3つの要素を総合的に考え、調和させながら経営を行うことが成功の鍵となります。

飲食店経営におけるマーケティングとは?

飲食店のマーケティングは、立地(エリア)に特化した「エリアマーケティング」です。

エリアマーケティングとは、地域の特性や顧客層に応じたマーケティング手法のことです。地域ごとに異なるニーズや嗜好を考慮し、ターゲットを絞り込んだり、地域に合ったプロモーションや広告を展開することで、効果的なマーケティングを実施します。

「誰に(WHO)」「何を(WHAT)」 「どのように(HOW)」が大切

飲食店のマーケティング戦略
図2:飲食店において重要な考え方は、マーケティング戦略


マーケティングの基本は「誰に(WHO)」「何を(WHAT)」 「どのように(HOW)」届けるのかということ。特に重要なのは「誰に(WHO)」の要素。つまり顧客はどんな悩みを抱えていて、どのようなニーズがあるのかを把握 することです。

具体的に以下例を見てみましょう。

〈例〉Aさんは友人の紹介で見つけた場所で飲食店を始めました。この地域では、日々作業現場で働く人々が多いようです。最近のインターネットのトレンドを調べてみると、SNSを中心にヘルシー志向のオシャレなサラダが話題になっています。そこで、サラダカフェをオープンしました。料理の品質には見た目や味などこだわり、野菜はすべて農家から直接届けられる新鮮さを誇っています。お店を知ってもらうために一生懸命ポスティングやSNSで情報発信しましたが、思ったようにお客さんが増えませんでした。


あなたはなぜ、このお店に人が入らな いと考えますか?

大きな要因として考えられるのは「地域のニーズに合っていない」ということです。

この地域では、作業現場で働く人々が多く、体をたくさん動かすことから多くのカロリーが必要で、お腹いっぱいになりたいというニーズがあります。ヘルシーなオシャレな食事よりも、たっぷり食べられるメニューが求められていると考えられます。定食屋やラーメン屋、大盛りメニューのあるお弁当屋などの業態を選ぶことで、お客様が集まる可能性が高くなります。

このように、飲食店は地域に特化した価値提供が重要な「エリアマーケティング」とも言えるのです。

顧客ニーズの把握とオススメの調査方法


「ニーズを把握せよ」と言っても、具体的にどのように調べればいいのでしょうか。理想的にはその地域の一人ひとりに聞いてまわりたいところですが、なかなかそうもいきません。そこでオススメの調査方法は、ベンチマーク店舗(その地域で指標となる人気店や繁盛店)を分析することです。

  1. ベンチマーク店舗の調査
  2. ベンチマーク店舗の選定
  3. 店舗訪問とニーズ収集

それぞれの内容について、順番に詳しく解説しましょう。

STEP1:ベンチマーク店舗の調査

グルメサイトやGoogle検索(グーグルマップ)、SNSやなどを活用して、人気店や話題のお店を30店舗以上ピックアップします。インターネットの評価だけではなく、口コミの内容や実際に繁盛店かどうかを現地で調査して確かめていくことが重要です。

STEP2:ベンチマーク店舗の選定

次に自店舗の立地や周辺の地域特性を考慮し、成功している店舗を10店舗選びます。ポイントとしては、業態が被らないようにする点です。違った業態を調査することで、様々なニーズが見えてきます。

STEP3:店舗訪問とニーズ収集

最終的に、ベンチマーク店舗を実際に訪れます。そこでは、顧客の年齢層や男女比、利用目的やシーン、メニューの価格帯、店内の雰囲気などを観察し、顧客のニーズを把握します。

上記の3ステップをしっかりと行うことで、自店舗がターゲットにするべき、顧客とニーズが見えてきます。

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CAROTの飲食店コンサルは、一定期間の支援を提供するプロジェクト型を採用しています。「新店舗をオープンしたい」「認知を広げたい」「食の事業を作りたい」「自社商品を通販で販売したい」そんなお悩みを解決します。また、無料相談も対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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飲食店経営について、コンサルタントを活用するメリットやデメリット、具体的な業務内容などをこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください!飲食店コンサルタントとは?費用や業務内容、選び方や失敗しない方法を解説

まとめ

本記事では、飲食店経営におけるマーケティングの3大要素である「立地」「業態」「集客」についてお話をしました。重要な理由としては、いくら美味しい料理を作ったとしても顧客のニーズに合致していなくては繁盛店を作れないからです。そうならないためにも、自店舗のエリアの顧客ニーズを調査し、ニーズにマッチした業態や集客選定をすることが繁盛店をつくるポイントになります。ここまでご覧いただきありがとうございました。

この記事の執筆者
CAROT株式会社 嶋田 光宏

CAROT株式会社の代表取締役。料理人の経験と中小企業コンサル200社の経験を活かした新しい支援スタイルを確立中、食ビジネス業界を中心にビジネス活動をしています。

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