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【2019年】飲食店がキャッシュレスを導入するための選ぶべき方法

日本もついに、キャッシュレスの波が来ましたね。

消費税増税やオリンピックにからみ、経済産業省がキャッシュレスを後押しすることになりました。

今後はますます広がっていくと予想されます。

とはいえ、飲食店の中には、「何から始めればいいの?」と疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。

ここでは飲食店がキャッシュレスを導入するために、何から始めればいいのかについて解説します。

 

時代はキャッシュレスからウォレットレスへ

 

「キャッシュレスの時代が来る」と呼ばれて久しくなります。

世界ではすでに決済の90%を超える金額がキャッシュレスとなっている国もあるほど。

それを考えると日本は少し遅れていることになりますが、着実にキャッシュレスの時代は来ています。

最近流行っている小さなお財布はキャッシュレス時代を象徴していますね。

時代の先端を行く人は、さまざまなサービスを使いこなし、

キャッシュレスを越えてウォレットレスを実現している人もいます。

ウェアラブルデバイスやスマホがあればお財布は不要。

そんな気軽な生活は、すぐそこまで来ているのです。
 

キャッシュレスを実現するクレカ・電子マネー・QRコード決済

 

ではまず、キャッシュレスを支える方法をおさらいしてみましょう。ここでは大きく3つに分けてみました。
 
1つ目は、日本でも海外でも、キャッシュレスを長年支えてきたのはクレジットカードです。今ではデビットカードも含めると、

1枚も持っていない人を探すのが難しくなったほどです。
 
そして2つめは数年前から急速に広がった電子マネー。クレジットカードと同じプラスチックカードの他、

スマホアプリを使ったものも多く使用されています。「nanaco」に代表されるショッピングカード系、

「Suia」に代表される交通系電子マネーに加え、「iD」 や「QUICPay」などのおサイフケータイ系もあり、多岐にわたるものが登場しています。
 
そして最後は、2018年から急激に増えたQRコード。

「paypay」 が行なった大規模なキャンペーンが印象的で、それ以来、大幅な割引をしながらシェア争いをしています。

wi-fi環境さえあれば気軽に会計ができるのが特徴で、POSレジやカード端末がなくても決済できることから、

他のキャッシュレスシステムに先駆けて導入する店舗も増えています。

 

キャッシュレス化導入による飲食店のメリット

 

お客さまにとってメリットが多いキャッシュレスですが、

実は飲食店にとっても非常に大きなメリットがあります。

順番に見ていきましょう。

 

釣り銭を用意しなくてよい

 

飲食店では毎日のように銀行に行き、大量の釣り銭を用意しています。

連休の前には一大イベントとなり、面倒だと感じる人も多いことでしょう。

しかも、銀行では釣り銭に両替するのに手数料を取られます。

これって意外にバカにできない金額。

そこで、キャッシュレスを導入することで釣り銭は減らすことができるのです。

これは手間を省けることに加えて、金銭的メリットが大きいのです。

 

現金管理の簡略化

 

飲食店では現金管理にまつわる作業があります。

例えば現金チェック。理論有高と実際の在高があっているかを調べるわけですが、

「何度計算しても合わない!」というのはよくあること。

現金が少なくなれば、それらの時間は短縮されます。

 

衛生面のリスクは減る

 

飲食店では衛生に気を配るのは当然のこと。

一方で、お金には雑菌が付いており、

汚染しないために手洗いの励行や簡易的なアルコール殺菌することを習慣づけます。

ところが、この回数が多いことで手荒れの原因になってしまうのです。

やる気がありながら飲食店で働くことを断念する理由の多くは、

腰痛と手荒れ。このため、手荒れを防止できるのは大きなメリットになりますね。

 

経費管理のしやすさ

 

キャッシュレスで決済されたものは早いもので翌日、遅いもので翌月に、

売上から手数料を引かれたものが口座に振り込まれます。

日銭商売の飲食店。目の前に毎日入ってくる現金に気をよくし、管理が甘くなり、結局潰れてしまうという店舗があります。

それが一定サイクルで振り込まれ、さらに目の前に現金として存在しないことで、

管理がしやすくなることをメリットにあげる飲食店は決して少なくありません。

最近は会計システムと銀行口座をリンクさせておけば自動的に計上されるようになっていて、

キャッシュレスシステムを利用して経費管理を行う店舗も増えています。

実にメリットの多いキャッシュレス。

ビジネス街ではこの利便性の良さをフル活用し、100%キャッシュレスを実現している店舗も登場しています。

 

クレカは必須。電子マネーも気軽に対応できる

では、これからキャッシュレスを導入する場合、何から始めればよいのでしょうか。

取り入れるサービスとしては最も使われるクレジットカードは必須です。

以前であれば専用の端末が必要だったのですが、

最近は 「Airペイ」や「Square」など、スマホのイヤホンジャックに差し込んだり、

wi-fi 環境下で連携させて使用したりできる手軽なものが登場しています。

これらスマホに専用アプリをインストールするタイプのシステムであれば、

非常に安価に導入することができ、システム使用料が無料のものもありますので、最優先で考えるべきと言えるでしょう。

また、それらで使用している端末は、各種の電子マネーに対応していることが多くなりました。

各サービスに合わせて端末を用意する必要がないわけですから、メジャーなサービスを一度に導入することもできます。

さらに、端末を安価に導入できるようになったため、デリバリーにも使うところがでてきました。

デリバリー担当者は屋外通信のできるスマホと端末を持ち、現地で電子決済をしてしまうわけです。

これであれば小銭をじゃらじゃらともって行く必要がないので、準備も管理も簡単ですね。

 

手数料は下がっていきます!

 

ちなみに、日本は決済手数料が高いと言われます。

現在のところ3%台が一般的ですが、今後はさらに安くなっていくと予想されています。

また、QR コード決済はシェア争いをする中で、当面の手数料をゼロ円にしているところもあります。

さらに、「飲食店で利用した人は20%ポイント還元」などと大々的なキャンペーンをやることもあり、

これを利用しない手はありません。もしまだキャッシュレスを導入していないなら、この運気を掴むようにしてください。 

 

まとめ

最近は町ぐるみでキャッシュレス化を推進したり、国が事業者と消費者を後押ししたりしています。

世界を通して見てみればキャッシュレスは確実に進んでおり、

日本だけが現金主義とはいかなくなっています。

キャッシュレスをまだ導入していないというところは、ぜひお早めに導入を検討してください。

 

この記事の執筆者
CAROT運営事務局

キャロットは飲食店や食品事業者様を対象にコンサルティング支援を行っております。事業の企画段階からメンバーとして参画、その後の成長までお手伝いすることができます。

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